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AIでEAが作れる時代。でも簡単に稼げるとは別の話

ほたる
公開日:
約13分

どうも、ほたるです。

最近、AIを使って自動売買EA(Expert Advisor=専門家アドバイザー。FXの自動売買プログラム)作りに挑戦しています。

結論から先に言うと、プログラミング素養がなくても、AIを使えばEAは作れるようになりました。

ただ、作れたからといって、簡単に稼げるわけではありません。

この「作れる」と「稼げる」の間にある大きな溝について、実際に検証を重ねて感じたことをまとめたいと思います。

なお、私はEAに関しては素人同然なのでご容赦ください。

プログラミング素養ゼロの私が、なぜEAを作ろうと思ったか

もともと私は、システムトレード(=プログラムによる自動売買)に興味がありました。

ただ、プログラミングの素養はありません。

本格的に学ぼうとすると、かなりの時間と労力がかかるなぁと、ずっと「手が出せない分野」でした。

ところが、最近のAIの発達で状況が変わりました。「バイブコーディング(=AIに指示しながら対話的にコードを作る手法)」を使えば、私のような素人でも、EAの雛形を作れてしまうんです。

自分の力だけでは絶対に辿り着けなかったところに、AIの力を借りることで進めるようになった。

これは素直に、すごいことだと思います。

「作れる」ようになったのは、紛れもない事実

まず、誤解のないように言っておきます。

自動売買EAを「作れる」ようになったのは、本当です。

AIに戦略のイメージを伝えれば、それをコードに落としてくれます。

バックテスト(=過去のデータで売買シミュレーションすること)の仕組みも、ある程度は自動で作ってくれます。

私自身、いくつものEAを作って、検証を回すところまではできるようになりました。

これだけでも数年前の私からは考えられない進歩です。

この点は、AIの恩恵として素直に認めるしかないと思っています。

でも、簡単に稼げるわけではない

ところが、ここからが本題です。

EAが「作れる」ことと、そのEAで「稼げる」ことは、まったく別の話だということです。

実際に、いくつもの検証やバックテストを重ねましたが、稼ぐという観点で、望むような成績を期待できるものは、今のところ一つもありません。

バックテストだけで見ても、安定して利益を出せそうなEAは見つからない。

ましてや、実戦で胸を張って資金を投入できる代物はもっと難しいことでしょう。

つまり、こういうことです。

自動売買で稼ぐことは、AIを使ってもそんなに簡単ではない。

AIのおかげで「作る」ハードルは下がりましたが、「稼ぐ」ハードルは、昔も今も高いままなのです。

✅ 作れるようになった ⚠️ 稼げるようになったかは別
EAの雛形をAIが作ってくれる エッジはAIが発明してくれない
バックテストの仕組みも作れる 望む成績のEAはまだ見つからない
検証を回すところまで到達 稼げるかは緻密な検証が必要

なぜ簡単に稼げないのか。エッジの話

なぜ「作れる」のに「稼げない」のか。ここがこの記事で一番伝えたい部分です。

エッジ(=他より優位な点)は、簡単には見つからない

自動売買で利益を出すには、エッジが必要です。エッジとは、統計的に見て他よりも有利になる売買ルールのことを指します。

AIは、コードを書くのは得意ですが、エッジそのものを発明してくれるわけではありません。

戦略のアイデアは、結局こちらが考えないといけません。

そして、そのアイデアが本当に機能するかは、膨大な検証で確かめる必要があります。

厳密にはアイデアを出させることはできますが、結局、自分の判断が必要となります。

あとAIのモデルやハーネスの能力というか、クセというか、構造という部分を理解していないと、無限地獄にハマることでしょう。

それでこそ、稼ぐためのハードルなのかもしれませんが。

フリーランチは転がっていない

「AIで自動売買が簡単に作れる」という情報を見ると、まるで簡単に稼げるかのような印象を持つかもしれません。

しかし、世の中にフリーランチ(=楽に手に入る大きな利益)は転がっていません。

もし、簡単に安定して稼げる自動売買が存在するなら、それはすぐに市場で利用され、優位性が失われていきます。

そんな「おいしい話」が、わかりやすい形で一般に公開されるはずがないのです。

検証に次ぐ検証

そして、たとえ有望なEAができたとしても、それを信用できる水準まで検証するのは、非常に手間がかかります。

バックテストで良い結果が出ても、それは「過去のデータ」に対する結果にすぎません。

過去に最適化しすぎると、将来うまくいかない(過学習=特定のデータに合わせすぎて汎用性がなくなること)という問題もあります。

緻密な検証を重ねない限り、そのEAが本当に価値があるかは分かりません。

AIでEAを作る → エッジは自分で考える → バックテストを回す → 過学習に注意 → 稼げる保証はない

それでも、一歩目は確実に踏み出しやすくなった

ここまで「稼げない」話が続きましたが、決して悲観的な話をしたいわけではありません。

大事なのは、フリーランチが転がっているわけではないけれど、一歩目は踏み出しやすくなった、ということです。

プログラミング素養がなかった私でも、EAを作って、検証を回すことは割と簡単にできるようになりました。

これはAIの力がなければ、絶対にできなかったことです。

検証の結果を、客観的に分析してくれるのは助かりますね。

ちゃちゃっと分析してくれるので、かなり時間の節約になります。

解説を見ながら、数値の意味や重視するところも自然に覚えやすいです。

というわけで「プログラミングが簡単になった」ことは事実です。

でもまぁ「エッジを見つけ出すのが楽になった」わけではない。

この2つを混同しないことが、大事かなと思います。

当たり前といえばそうなんですが、毎日のように自動売買とAIのかけ合わせの広告を見るので、注意はしておいた方が良いのかなと。

私のスタンス

最後に、私がどういう気持ちで取り組んでいるかを共有します。

もともとプログラミングの素養がない自分にとっては、こういうところでいろいろ試して、もし何か見つかれば楽しい、というのが本音です。

もちろん、お金を稼げればいいに越したことはありません。でも、それはあくまで方向性の話であって、前提の話ではありません。実際に稼げるかどうかは、また別の話だと分かっています。

その上で、検証を重ねたり、資金管理(=損失を抑えるためのルール)や、自動売買がどういう歴史を歩んできたかを学んだりしています。

そういう学びを積みながら、「何かいいものがないかな」と思って、長い目で取り組んでいきたいと思っています。

最後に私がこの記事を作成している時点で、EA開発に使っているAIを紹介しますね。

  • ハーネス│OpenCode ※Windowsデスクトップ版(無料・オープンソース)
  • サブスク│OpenCode Go ※月10ドル (初月は5ドル)
  • 主に使っているモデル│DeepSeek V4 Flash

EA以外にも日記管理、メモ管理にも使っています。

CODEXやClaudeCodeよりマイナーだと思いますが、2026年初頭から使うようになって、そのまま使っています。

とにかくおサイフに優しく、オープンソースであることも、なんか好きです。

なお、OpenCode自体は無料で使えます。有料のサブスクリプション(OpenCode Go)は、より多くのモデルを快適に使いたい方向けのものです。

気になる方は、ぜひ私の紹介コードからどうぞ。このリンクから申し込むと、あなたと私にそれぞれ $5 が付与されます。

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まとめ

💡 この記事の要点

「作れる」と「稼げる」は別物。でも、一歩目を踏み出すハードルは確実に下がった。エッジを見つけるのは難しいが、学びながら楽しむ価値はある。

  • AIのおかげで、プログラミング素養がなくてもEAは作れるようになった
  • しかし、「作れる」ことと「稼げる」ことは別の話
  • エッジを見つけるのは難しく、フリーランチは転がっていない
  • 緻密な検証を重ねない限り、簡単にリターンが返ってくることはない
  • それでも、一歩目は踏み出しやすくなった。この差は大きい
「作れる」と「稼げる」は別物。でも、一歩目を踏み出すハードルは確実に下がった。

この視点を持って、AIと向き合いながら、自動売買という分野を長く楽しんでいきたいなと思っています。

まあ、そんな感じで、AIの力も使いながら、地道に検証を積み重ねていけるといいなぁという話でした。

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