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なぜ貧乏になると心も貧乏になるのか?

ほたる
公開日:
約10分

皆さんは「貧乏になると心も貧乏になる」と感じることはありませんか? 時折、周りで見かける光景があります。 お金に困った人が、しょうもないことをしたり、攻撃的になったり、盗みや小さな嘘が増えたりするんです。

私自身、家計管理を実践してきましたが、そんな変化を見て「これはパターンだ」と気づきました。 というか、いろいろ身を持って気づかされました。

この記事では、なぜ貧乏心の貧しさを生むのかを、古典の教えと現代科学のデータから解説します。

そして私の体験も交え、最後に実践法をお伝えします。

経済的余裕心の健康を守る理由を知って、皆さんも行動してみてはいかがでしょうか?

「貧すれば鈍す」の意味と由来

貧すれば鈍す」という言葉、聞いたことありますか? これは貧乏になると心が鈍くなり、判断力が落ちるという意味です。

由来は孔子の『論語』衛霊公篇(えいれいこうへん)「小人窮すれば斯くに濫す」(徳のない人は困窮すると自暴自棄になる)からだそうです。 古来から知られる教えですが、現代でも通用するように思います。

つまり、お金がない先のことを考えられず、目の前の欲に駆られる。

優しさや理性が後回しになるわけです。

これが 「貧乏になると心も貧乏になる」 ということなのかなと。

あと、私なりの解釈では、これは生存本能に依るのかなと思っています。

危機を感じるようになると、その問題を解決できるなら良くないこともできてしまう、そんな感じで。

だから、できればその生存本能を発揮しないように立ち回った方が良いのでは? と思っています。

科学的根拠:貧困が認知機能を低下させる

一応、科学データもあるようです。

2013年に『Science』誌で発表された研究(Mani et al.)があります。

Poverty impedes cognitive function

インドの農民を対象に調査したところ、収穫前(お金がない時期)のIQテストで13ポイント低下していました。 収穫後(お金に余裕がある時期)は回復するという結果です。貧困ワーキングメモリ(短期記憶・決定力)を圧迫すると証明されています。

また、アメリカ心理学会(APA)のレビューでは、貧困層の決定力が30%低下するという報告があります。 不足思考に陥ると、将来計画ができず即時の欲求を優先してしまうんです。 例えば食費を削って栄養失調になれば、さらに認知機能が低下する悪循環に陥るそうです。 怖いですね。

さらに脳の研究でも、貧困状態では前頭葉の機能が低下し、攻撃性が増すことが確認されているそうです。 前頭葉は理性や自制心を司る部位です。 ここが弱まると、衝動的な行動を抑えられなくなるわけです。

これら事実から、私の見解では経済的貧困心の貧困を直接引き起こします。将来価値を過小評価し、損失回避バイアス(損を避けようとする心理)が強まるんです。あくまで過去データに基づくものであり、将来を保証するものではありませんが、参考にはなるはずです。

私の体験:周囲の変化と自己反省

私自身の経験から言うと、金欠というか貯蓄がほとんどなかったときは判断ミスが多かったように思います。

大きなミスをしでかすというよりは、思考の幅がせまくなり、セコい行動を繰り返すような感じです。

周りでも同じようなことが起きていました。というより今も起きていますね。

お金に困っている人が、物を盗んだり、自分だけが利するような発言を繰り返すケースが多いです。

必ず起こすというのではなく、起こす確率が相対的に高いという感じです。

以前の同僚はお金が一つの原因となって家族関係が崩壊しました。

私もお金が原因で家庭内で崩壊しかけたことがあります。 両親の事業が原因でした。

危なかったと今でも思います。 ある意味、これで危機感を持ったとも言えますが、正直あまり気持ちの良いものではないです。

今は家計管理に取り組んでいますが、心に余裕ができました。明確に。 特に資産運用生活防衛資金を3年分確保してからは、以前より冷静に判断できるようになったと実感しています。

皆さんもより貧乏だった時の自分を想像してみてください。 そのときに戻りたくないなら、今動くべきなんだと思います。

貧乏脱出の実践法:心を守る3ステップ

具体的に3つご紹介したいと思います。

ステップ1:家計管理で現状把握

マネーフォワードME(2026/04/08 時点で2,437金融機関と連携)がおすすめです。 WEBやアプリで簡単に支出を見える化することで無駄を発見できます。

例えば月収20万円で支出が19万円なら、貯蓄は1万円。 これが積もり積もって、経済的な余裕と、心の余裕になるわけですからね。

無料から利用できるのでぜひ試してみてはいかがでしょうか?

これ以外の家計簿アプリや、家計簿帳でも良いので、とにかく家計簿をつけてましょう。 雑でもいいので、とにかくざっくりでも継続的につけることが大事です。

最近は、AIで自作する人も出てきているようですね。 家計簿アプリ「Zaim」のAPIと組み合わせたり…… 個人的にはこういう探求も面白そうだなと思いますね。

(関連:くふう.ZAIM│API に対応している連携先が知りたい

(関連:家計管理アプリ紹介

ステップ2:生活防衛資金を確保

月の支出の6〜12ヶ月分(目安100〜200万円)を貯めましょう。 四分の一天引き貯金法(本多静六が提唱した収入の4分の1を天引きして貯蓄する方法)で自動化するのがおすすめです。

私の場合は持ち家と車を考慮して3年分を確保しています。これで「最悪」の事態を回避でき、心が安定します。

ステップ3:やりすぎない節約と投資

幸福度を下げる節約はしません。「買わない」選択が最も効果的です。浮いた資金はつみたてNISA(少額から長期積立できる非課税制度)へ回します。

ただし投資には損失のリスクがあります。必ず生活防衛資金を確保した上で始めましょう。

(関連:資産運用まとめ

これらを実践することで経済的自立に近づき、心の貧しさを回避できます。

まとめ:経済余裕で心豊かに

貧乏認知機能低下(研究では13ポイント)を引き起こして、心を狭くするよ。

という話でした。

当事者になるとなかなか抜け出すのが大変です。

ですが取り組んだなりに、効果があるのも事実です。 お金を学び、資産を守り、自分の大切にしたい人に今回の話が届けば嬉しいです。

最適解は世情や環境によって変わります。 だからこそ一緒に考えていきましょう。

まずは家計簿から。資産運用は人生! 小さく始めて、心豊かな人生を目指していきましょう。


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